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物損について教えて?
物損って何?人損とはどう違うの?

「物損(物的損害)」とは、例えば車や着衣などについて発生した損傷・破損のことを指し、「人損(人身損害)」というのは、人の生命・身体に発生した損害のことを指します。
ですので、例えば自動車の修理費用などは「物損」になりますし、お怪我についての治療費や休業損害などは「人損」となります。

「物損」も「人損」も、どちらも加害者に対して請求できることに変わりはありませんが、いくつかの違いもあります。

例えば、「人損」には自動車損害賠償保障法(通称「自賠法」)3条の適用がありますが、「物損」には自賠法の適用がありません。
したがって、事故の損害が物損に留まる場合、自賠責保険金の支払対象にはなりません。但し、眼鏡や義肢など、身体の機能を補完する道具については、身体に対する損害と同視され、自賠責保険金の支払対象となります。

また、消滅時効についても、「物損」については、損害及び加害者を知ったときから3年ですが、「人損」(正確には『生命・身体を害するもの』)については5年となっています。

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